から揚げが日本を救う ローソンが廃油を電気に バイオマス発電

ローソンは、から揚げなどの揚げ物を店頭で調理する際に出る廃油を、再利用して電気を作る「バイオマス発電」を開始する。
太陽光発電などと組み合わせて、従来の電力料金の約7割減を減らすという。

から揚などの揚げ物調理に使った油を各店から集めて、工場でバイオディーゼル燃料に加工する。その他、他の業界から出る廃油も収集し活用する。

全国で5万店を超えるコンビニの大半が24時間営業で、多くの電力を使うため電力の削減が業界全体の課題となっている。

ローソンは、すでに1万2千の全店に省電力のLED照明を導入している。
太陽光発電を備える店も約2千まで増やしている。

まず手始めに、兵庫県姫路市に「夢前(ゆめさき)スマートインター前店」を開店させる。
夢前店では、電気料金が高く電力使用量の最多い午後1時~5時にバイオマス発電を使い、店の消費電力の2割に当たる年間3万6千キロワット時をまかなうという。

屋上の太陽光パネルや省エネ型の冷凍冷蔵機なを導入し、電力会社などから買っていた電力を、2010年当時と比べて約7割削減できる見込みという。

バイオマス発電は二酸化炭素を増やさないうえ、太陽光発電と違って天候に左右されずに安定的に発電できる利点があるため期待されている。

バイオマス発電は初期投資の高さが課題だが、発電機は普及とともに値下がりする傾向にあり、採算が長期的に合う仕組みをつくり、バイオマス発電を他の店にも広げていく計画。
ローソンは、全国の店から廃油を回収するシステムはほぼ構築済みとしている。

ローソンでから揚げ食べたら日本の電力事情が良くなる?

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