「イスラム国」(IS)より重大な脅威 中国美人スパイの「ハニー・トラップ」

英国の諜報機関「MI6」が、「イスラム国」(IS)よりも、中国の女性スパイの「ハニー・トラップ」(甘い罠)のほうが、国家安全保障にとって重大な脅威である、という報告をキャメロン首相に提出しました。


女性スパイが狙った政府関係者などの男性を誘惑し、性的な関係を持ち懐柔し、場合によっては脅迫して、機密情報を聞き出す諜報活動をしており、中国にとってサイバー攻撃と並んで、機密情報を入手する重要な手段になっています。


中国は、よりすぐりの美女スパイを多数育成しており、諜報機関の関係者やその家族を狙うだけではなく、元政府関係者にも積極的に接触しています。


2014年には、英国防省が諜報機関の上級職員に向けて、中国の女性スパイの「ハニー・トラップ」(甘い罠)対策マニュアルを策定したといわれています。


その手法は、「長期的でかつ巧妙で、中国の情報に対する貪欲さは無差別で、学生、ビジネスマン、企業のスタッフとして近づいてくる」としています。


2008年にブラウン英国首相が訪中し上海に立ち寄った際に、随行員の一人がディスコに出かけ魅力的な中国人女性と出会いました。


随行員はその女性と夜を共にしましたが、翌日その随行員の携帯電話が無くなった事を報告しています。

このときブラウン氏の関係者は、携帯電話の紛失が国家の安全を脅かすことはない、とのコメントを出しました。


「ハニー・トラップ」は、ビジネスマンも標的になっており、2014年には、英国大手製薬会社グラクソ・スミスクラインの汚職に絡んで、同社の中国責任者が自宅で中国人のガールフレンドとSEXしている場面を隠し撮りされ、その様子がグラクソ・スミスクライン社の役員に送りつけられました。


アメリカでは、軍の最高機密にアクセスできる立場にあった陸軍の元将校が、ある会議で出会った女性と恋愛関係になり、戦略核兵器の配備計画や、太平洋地域の警戒レーダーの配備計画、弾道ミサイルの能力などの、米国の機密を寝物語に伝えたとして、国防機密漏洩罪で逮捕、起訴されています。


中国の諜報機関は、性的な関係や不法行為などの弱みにつけ込んで、関係を構築し情報を入手し、北京や上海などの大都市にある有名ホテルの部屋は盗聴されており、利用客はホテルを出るまで監視されているとされています。


魅力的な中国人スパイは世界中に散らばっており、イスラム国」(IS)よりも、中国の女性スパイの「ハニー・トラップ」(甘い罠)のほうが、世界を脅かす日が近づいているのかもしれません。

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