全国初 京都府警「犯罪防御システム」導入 犯罪は許さない

京都府警は、犯罪が発生する可能性のある場所や時間帯を事前に予測する、「犯罪防御システム」を導入することを発表しました。


過去の犯罪データを分析し、いつどこで犯罪が起こるのかをコンピューターで予測し、性犯罪やひったく りなどの事件を未然に防ぐことが目的。


全国初の取り組みで、京都内全25警察署にシステム端末を配備し、今年10月ごろから運用を開始する。


京都府警は、減少率が低い窃盗や性犯罪を、未然に防ぐ新たな対策の開発に取り組んでいました。


「犯罪防御システム」は、過去10年分の犯罪データを分析し、ひったくりや車上狙い性犯罪などの犯罪を対象に、発生日時や地域などを推測します。

そして犯罪の起きる可能性が高い情報を、場所や時間帯に応じて地図上に表示させるというもの。


国内外の研究者らによると、「犯罪があった場所の付近では、一定期間に同じような犯罪が起きる確率が高い」ことが確認されています。


京都府警は、「これまでも捜査員らが経験に基づいて予測してきたが、システム導入でより正確な予測が可能になる」と語っています。


アメリカでは、すでにデータに基づく「犯罪予知ソフト」が導入ています。

全米の約60の都市の警官たちに、担当地域の地図が手渡され、地図上の印が付いた街の区画へパトロールヘ行くように指示されます。


カリフォルニア州サンタクルーズでは、「犯罪予知ソフト」導入初年度に空き巣が11%、強盗が27%も減少しているといいます。


ロサンゼルスでは、19週間のうちに犯罪発生率が47%減少したそうです。


日本は世界でもトップクラスの治安の良い国と言われていますが、近年は凶悪犯罪が低下した代わりに、軽犯罪が増えているといわれています。


民間企業の採用拡大や少子化の影響で、警察官の志望者は減少傾向にあり、全国的に市街地や住宅街、過疎地での警官不足も指摘されています。


「犯罪防御システム」が日本でも機能すれば、警察組織の効率が改善され犯罪が低減さ、犯罪予防につながると期待されています。

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