ヤフーがネット通販で楽天を本気の追い込み開始 ヤフーが一休を買収

ヤフーが一休を1000億円で買収すると発表しました。

一休は19987月設立の宿泊予約サイト「一休.com」を手掛ける、東証マザーズ上場企業で、高級ホテルや高級旅館の予約に特化してビジネスを展開しています。


13433円でTOB(株式公開買い付け)を行い全株を買い取り、ヤフーの宮坂学氏が会長に、一休の榊淳副社長が社長に就任します。


一休の業績は好調で、20163月期の通期決算の売上高は前期比12%増の74億円、純利益は14%増の16億円と、4期連続の増収・増益との見込みだそうです。


ヤフーは検索エンジンのトップページで、広告収入を得る事を事業の柱としてきました。

広告収入が売上げの70%を締め、最も成功したネットビジネスと言われています。


しかし、インターネットの利用方法が、パソコンからスマートフォン(スマホ)に移り、広告から収入を得る現行のビジネスモデルの将来が不安視されていました。


そこで、電子商取引(EC)の分野の強化に乗りだし、通販サイト「Yahoo!ショッピング」に力を入れ始めました。


オークションサイト「ヤフオク」は国内トップですが、通販サイト「Yahoo!ショッピング」ではアマゾン、楽天の後塵を拝していました。


そこで2013年10月に、出店、販売手数料を無料にし、「Yahoo!ショッピング」の出店数は、2015年9月末で34万店に達しました。


その結果、楽天市場の出店数4,2万店に大差をつけ、出店数では明らかに「Yahoo!ショッピング」が国内トップのショッピングモールになりました。


しかし、宿泊のネット予約市場ではヤフーは大きく出遅れています。

今後、大きな伸びが期待出来る、宿泊ネット予約市場では、楽天の「楽天トラベル」、リクルートの「じゃらんnet」の2強が強みを発揮しています。


楽天トラベルは楽天が運営する旅行ウェブサイトで、201412月期の総取扱額は6380億円。


じゃらんnetはリクルートライフスタイルが運営し、20153月期の総取扱額は6815億円。


一方、Yahoo!トラベルの宿泊予約サービスの対象はビジネスホテルが中心で取扱額は非公開です。


一休の2015年3月期の総取扱額は505億円で、楽天トラベル、じゃらんnetの1割にも満たない額ですが、高級宿泊施設の予約では一人勝ちの状態です。


Yahoo!トラベルは、「手薄だったシティーホテルや高級旅館のネット予約を一休の買収で補完できる」としています。



ヤフーが、楽天トラベル、じゃらんnetに対して挑戦状を叩き付けた「宿泊ネット予約市場」はその動向が注目されています。

ネット業界の雄、ヤフーと楽天の戦いは続きます。

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