企画2カ月でスマホ発売  孫正義を落とした女社長中澤優子

携帯電話を作りたくてカシオに入社したが、カシオが携帯事業から撤退、それを機に退職し、2015年に家電メーカーを立ち上げた女社長中澤優子氏。


田原総一朗氏が彼女のものづくりの秘密に迫りました。


中央大学の経済学部出身で、就活で130社近く回った中で、経営者が直接話をしてくれる会社が印象に残ったといいます。


「キヤノンの御手洗冨士夫さんとか、セブン-イレブンの伊藤雅俊さんとか、あと、カシオ計算機の樫尾和雄社長も話をしてくださいました」と語っています。


彼女は学生時代から、携帯電話を使いこなすことがとっても楽しく、バイト先も携帯ショップで、就職試験を受けたのも、シャープやソニー、パナソニック、NEC、日立製作所など携帯電話メーカーばかりで最後がカシオでした。


カシオに入社したのは、「文系の私が携帯電話をつくりたいと言っても、うちに入っても営業だよ。キミ、白物家電を売れるの?」と言われて、唯一カシオが「おもしろそうだ」と言ってくれたからだといいます。


入社して最初に手掛けたのは、カシオがソフトバンクに初参入するときの1号機で、孫正義氏に直接プレゼンしました。


以下中澤優子氏談


「ソフトバンクは、孫正義さんがプレゼンから全部の機種をチェックするので、時間がない孫さんに魅力を伝える時間は僅か1分しかありませんでした。私が企画した機種はカメラに特徴があったので、どう伝えようかとかなり迷いました」



「この機種は、孫さんの顔がイケメンに撮れます、って言いました。実際、その場で撮ったら、孫さんの頭がピカッと光っていてみんな大爆笑して、孫さんが、俺の頭を光らせた、と喜んでくれ参入が決まりました」


また、最近携帯電話が売れなくなった理由を田原氏から聞かれると、「スペック競争に入ってしまったからで、ユーザーは、0,1ミリ薄いとかどうでもいいことで、本来は求められていない機能まで追加するようになってしまいました。そうなると当然開発費がかかって価格も上がります。誰も買わなくなるのも納得出来ます」と語りました。


彼女が代表を務める株式会社UPQ(アップ・キュー)は、平成2771日に設立、東京都千代田区に本社を構えています。


UPQは彼女が1人で始め、一気に17種類もの製品を発表したことでも話題を集めたましたが、一方で初代のスマホであるA01は、技適が未取得のまま発売されるなど、大きなトラブルもありました。いい意味でも、悪い意味でも注目を集めているUPQ(アップ・キュー)と中澤優子社長です。

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