フランス 14歳から軽四輪車運転資格 中学生でマイカー通学?

フランスでは、このほど欧州連合(EU)の新しい自動車関連法律の改定により、【軽四輪車運転資格】がこれまでの16歳以上が14歳からに引く下げられた。


これまでは、16歳になれば免許ナシで乗れていたが、昨今の急増で、欧州連合EUの免許制度が改訂され、「試験なしの教習受講」が義務付けられた。


それにしても、高校などで行われている交通安全講習と7時間程度の教習だけで【軽四輪車運転資格】を取得できる。


これまでは、14歳の少年少女が乗れるのは、原動機付自転車(モペッド)だけだった。

14歳以上であれば、安全講習と教習だけで【軽四輪車運転資格】が与えられるわけである。


欧州の運転免許については、EU法(Directive91/439)に定められているが、このカテゴリについては、各国の裁量に任されていて、フランスのように、筆記試験不要の原付免許扱いが多い。


欧州の自動車製造、認可規格を定める欧州連合(EU)法によると、このカテゴリは「軽量原付四輪」と呼ばれ、排気量50cc以下で車両総重量は350kg未満、最高速度時速は45km以下で、高速や自動車専用道路は走れないが自動車税や車検はない。


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出典newspicks.com



1988年の道路交通法改正以前に生まれた人なら、原付免許すら不要で免許なしで乗れる。

高校生の親たちは、学校に、スポーツに、遊びにと、その運転手役で疲れてしまうよりはと買い与えてしまうようだ。


また、自宅と病院、薬局、買い物などの近場だけの交通手段として使用するなら、車検も自動車税もかからず経済的なうえに、二輪車や電動車椅子よりは悪天候でも快適で安全で、齢者や障害者などにも需要は広がっている。


この分野のマーケットリーダーは、フランスのサボアを本拠地とするAIXAM(エクザム)で、30年の実績を持ち市場の半分を占めている。エンジンはクボタの農機具エンジンの改良型を使用している。

そのほか、かつてF1チームを率いたギ・リジエ氏が創業したメーカーLIGIER(リジエ)は、車好きが喜びそうなのラインアップが揃っている。


これらのメーカーは、地形的に坂が多く、駐車スペースの問題が多い南欧諸国(イタリー、スペイン、ポルトガルなど)や、旧東欧(クロアチア、スロベニア、ハンガリーなど)に市場を拡大している。


欧州の郊外住宅地や農村地帯では、公共交通機関が不便な場所が多いから、運転できないと行動が制約される。


もともとヨーロッパの市街地は、狭く立て込んだ路地が多く、昔からMINIやフィアット500などの小型自動車の人気が高い。


現在3万台程度の市場規模は、10年後には少なくとも10倍に伸びると予測されている中で、トヨタや日産ルノーも販売に乗りこんでいる。


ルノーの「Twizy」は、車重約450kg2人乗りの小さな電気自動車で、2012年の発売以来、ヨーロッパで約15,000台売れているという。


トヨタの「 i-ROAD」は、定員1名で車両重量300kgで前輪2/後輪1輪の3輪車。


トヨタ車体は、日本でも2012年から超小型電気自動車「コムス」を発売している。

道路交通法上「ミニカー」に区分されるため、普通自動車免許は必要だが、自動車取得税や自動車重量税、車検、車庫証明などは不要となる。

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