イギリスの首相候補 国民的人気のロンドン市長がEU離脱を支持

将来の首相候補ともいわれ、国民的人気を誇るロンドンのジョンソン氏市長が21日、EU離脱を支持す ると表明した。


イギリスは6月23日に、EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱の是非を問う国民投票を行う。


ジョンソン氏は、「EU首脳会議で合意した移民問題などにの改革案は不十分だ。国民のためより良い合意が必要だ。


資金と権限をEUから取り戻したい」と語り、先週のEU首脳会議でのキャメロン首相の姿勢をけん制した。


キャメロン首相には、EU離脱支持を表明する直前に携帯メールで通告したという。


すでに複数の閣僚が離脱支持の考えを示しており、キャメロン首相にとって、逆風となることは避けられない。


2015年5月のイギリス総選挙では、EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱問題が争点の一つとなっていた。


イギリスでは、EU域内からの移民の流入に歯止めがかからず、この3年間で約2倍にまで急増している。


このため、移民により福祉や公共サービスが圧迫されていると国民の不満が高まっており、EUからの離脱を求める声が相次いでいる。


キャメロン首相は「EU加盟で人やモノなどが自由に行き来でき、経済的なメリットにつながる」としてEU残留を主張している。


キャメロン首相は、EU加盟国からイギリスに入国した移民に対し、雇用給付や住宅支援などの社会保障費の一部を4年間給付しない、というEU改革案を示しているが、イギリスに多くの移民を送り出しているポーランドなど4か国は「移動の自由」というEUの基本理念を損なうものとして反対を表明している。


ドイツのメルケル首相は「イギリスの残留が全加盟国の利益となることは明らかだ」と述べ、離脱を防ぎたい考えを示している。


イギリス国内の最新の世論調査では「残留53%」「離脱34%」「決めていない11%」となっておりEU残留支持が上回っている。

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