遺体確認 歯科医師の使命感 GReeeeN HIDEさん

「キセキ」の大ヒットで知られるGReeeeNのHIDE(35)さんが、news23(ニュース23)の取材に応じ、東日本大震災で歯科医として身元確認のための検死に参加していたと語りました。


震災から5年経って、みんなの関心が薄れているので、みんなが考えるきっかけになればと取材に応じました。


HIDEさんは、震災1ヶ月後に「歯型による検死」のために福島の遺体収容所に向かいました。


全国から放射を恐れずたくさんの警察官、消防士、自衛隊員が集まっており、みんな必死で捜索していました。


HIDEさんも1週間も2週間も身元が判らないのは可哀そうだと、参加しました。


集められた遺体は、放射線量を測って土やドロを洗浄機で洗い流して検死が始まります。

波に飲み込まれた遺体は、口の中に土やドロが詰まっており、それを取り除いて歯型を調べました。

「これから口の中を調べさせて頂きます」と声をかけながら検死を行いました。


遺体を前にすると、放射線の不安は頭から離れたといいます。

歯形による検死は「福島チャート」と呼ばれるマークシートを使用しながら身元確認作業を進めました。


女子高生と思われる遺体を検死しているとき「たぶん娘ではないか」と父親がやってきて、着ていた服も同じで、「やっと会えた」と言ったとき、「何もいえなかった」そうです。その父親は「妻も行方不明です」と言っていました。


番組ではHIDEさんが撮影した映像も流れました。

震災直後は、「音楽の意味を見出せなかった、音楽は必要なんだろうか」と思っていたと語りました。


GreeeeN4人組の音楽グループで全員が歯科医、音楽と歯科医を両立させるために、マスコミなどに一切顔を出しません。


名曲「キセキ」は2008年5月に発売されましたが、「日本国内において、もっとも多くダウンロード販売されたシングル」として正式にギネス認定されました。(20096月時点)


2009年には、日本レコード大賞の最優秀アルバム賞、日本ゴールドディスク大賞を受賞しています。


今月の11日で東日本大震災から5年のたちますが、放射能の危険も顧みず現地で捜索をしたたくさんの人たちに、心から敬意を表したいと思います。

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