日本アカデミー賞 二宮和也・主演男優賞 黒木華・助演賞2連覇


日本映画界最大の祭典、第39回日本アカデミー賞授賞式が3月4日(金)に東京品川のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催されました。


第39回日本アカデミー賞は、是枝裕和監督の「海街diary」が、作品賞・監督賞などの4つの賞を獲得しました。


海街diary

最優秀作品賞最優秀監督賞

最優秀撮影賞最優秀照明賞


2013年にマンガ大賞を受賞した吉田秋生(あきみ)さんのマンガを是枝裕和監督が映画化しました。

湘南を舞台に、異母妹を迎えて4人となった姉妹の共同生活を通し、家族の絆を描いた作品で、綾瀬はるかさん・長澤まさみさん・夏帆さん・広瀬すずさんと、人気者を並べたキャスティングが話題を呼び、大竹しのぶさんや樹木希林さんも出演しており、豪華女優陣の共演となりました。


綾瀬はるかさん、長澤まさみさんら姉妹を演じた女優4人も「本当にうれしい」「この4人で姉妹ができてよかった」に口々に喜びを語りました。


母と暮せば

最優秀主演男優賞

最優秀助演女優賞


日本映画界を代表する名匠・山田洋次監督作品で、長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二が現われる。

2人はたくさんの話をする。浩二の恋人・町子の幸せを気にかけながら。その幸せな時間は永遠に続くと思われた、だが……。


この作品で嵐の二宮和也さんが最優秀主演男優賞を初受賞しました。

昨年は岡田准一さんが「永遠の0」で受賞しておりジャニーズの2年連続受賞の快挙となりました。


二宮さんは、感激に声を震わせながら「今日はすごく旨い酒が飲めそうです。岡田くんに自慢します」と喜びを噛みしめていました。



この作品では、恋人の町子を演じた黒木華さんも最優秀助演女優賞を受賞し、

黒木華さんは、昨年に続き2年連続での最優秀助演女優賞に輝きました。


母伸子を演じた吉永小百合さんは、2月20日に仕事先で転倒し、左手首の橈骨(とうこつ)を骨折して左腕にギプスをはめて登場しました。

今回の授賞式に備え、仕事は入れずに静養していたということです。


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百円の恋

優秀主演女優賞

最優秀脚本賞


「第1回松田優作賞」の脚本賞グランプリに選ばれた足立紳さんの脚本を映画化したもので、アカデミー賞外国語映画賞部門の日本出品作に選出されました。


自堕落な生活を送る30代の女性が、あるボクサーの男と恋に落ちたことをきっかけにボクシングにのめり込んでいく姿を描く人間ドラマで、不器用にしか生きられない主人公・一子を安藤サクラさんが演じています。


今年の優秀主演女優賞は、綾瀬はるかさん(海街diary)、有村架純さん(ビリギャル)、樹木希林さん(あん)、吉永小百合さん(母と暮せば)がノミネートされており、並み居る実力派女優の中から選出された安藤さんは、「え。どうしよう、驚いています。じわじわ心臓が出てきそう」と、予期しない結果に驚きを隠せないようで「ここに来られる映画に出会えて良かった。やった!」と喜びの表情を見せました。


安藤サクラさんは、俳優の奥田瑛二さん(65)の次女で、夫は俳優の柄本佑さん。夫の父親は俳優の柄本明さん、母親は女優の角替和枝さんという親族みな役者一族。


日本のいちばん長い日

最優秀助演男優賞  


昭和天皇や閣僚たちが御前会議において降伏を決定した1945年(昭和20年)8月14日の正午から宮城事件、そして国民に対してラジオ(日本放送協会)の玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月15日正午までの24時間を描く壮大な歴史映画。


昭和天皇を演じた本木雅弘さんが最優秀助演男優賞を受賞しました。   

役所広司さん、松坂桃李さん、堤真一さんら実力俳優が脇を固め、その歴史進行を静かに描いています。

原作は、昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日」


1967年にも岡本喜八監督によって映画化されており、三船敏郎さん、笠智衆さん、山村聰さん、加山雄三さんなど当時の人気俳優が歴史上の重要人物を演じています。

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