草刈正雄 長男の死を乗り越え 真田丸で円熟の演技を見せる

NHK大河ドラマ『真田丸』が快調に飛ばしています。第2回の視聴率は『八重の桜』以来、3年ぶりの20%超えを記録しました。


この真田丸で、主人公・信繁の父である真田昌幸を演じ、その名演技が評判となっているのが俳優の草刈正雄さん(63才)。


草刈さんが演じる真田昌幸は、戦国の緊張感が漂うなか、飄々とした存在で異彩を放ち、後に豊臣秀吉に「天才武将」と言わしめた知将です。


あちこちの武将に家来になり、その変わり身の早さは、主君に一生を捧げる武将にはありえない「食えない奴」で、その昌幸を見事に演じています。


エキゾチックな顔立ちと、戦国武将の無骨な男のイメージがピタリとハマり、「昌幸を見るのが楽しみ」と日曜日を待つファンが増えています。

                                                                            

役者としては円熟の境地に達している草刈さんですが、昨年の2月に最愛の長男の雄士さんをマンションの転落事故で亡くしています。

2時間後に事故現場に駆けつけた草刈さんは、地面に突っ伏して「なんで死んだんだぁ!」と大声で泣き叫んでいたそうです。


草刈さんの個人事務所は雄士さんのホームページを立ち上げ、毎月14日の月命日に彼の遺した絵画をアップしています。また、四十九日には、雄士さんが所属していたヒップホップグループ「KANDYTOWN」が亡き友に捧げる楽曲を発表しています。


長女の紅蘭さんは、雄士さんが大好きだったニューヨークに行き、右足に雄士さんの顔と“大好きな弟 永遠に”という意味の文字の入れ墨を彫ったそうです。


草刈さんは当初、「入れ墨は仕事の幅を狭める」と怒りましたが、最終的には姉の弟に対する愛情に許したといいます。


草刈家の近所にあるカラオケスナックは、息子や家族とよく訪れたお店で、草刈さんが久しぶりに姿を見せたのは、昨年の12月頃「真田丸」の撮影が始まってからでした。


草刈さんは、「大河やりますんで、よろしくお願いします」と大河のスタッフをずらっと連れてきて、久しぶりにカラオケも歌ったそうです。


草刈さんは、「真田丸」の真田昌幸を、「自らの集大成とする役」と話しており、家族とともに悲しみから立ち上がろうとする草刈さんを応援してあげたいと思います。

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