誕生日プレゼントは離婚届け 妻たちの逆襲が始まる 家族はつらいよ

巨匠山田洋次監督が20年ぶりにメガホンをとった喜劇「家族はつらいよ」が、今週末(12・土曜日)から全国で一斉に公開されます。


山田監督の本格的な喜劇映画は、1995年の「男はつらいよ」シリーズ終了後20年ぶりとなります。


山田監督にとって83作目となるこの作品には、「東京家族」(2013)で家族を演じた8人の実力派俳優陣が再結集し、山田組あげて家族の物語を喜劇として描く意欲作になっています。


東京の郊外で暮らす三世代同居の平田一家。

あるじの周造(橋爪功さん)は、隠居生活を送っている元モーレツサラリーマンで、仲間とゴルフを楽しんだ後、今日も、美人女将・かよ(風吹ジュンさん)がいる小料理屋で散々女房の悪口を言って盛り上がっています。



そんな周造は、家でも家族に苦言を言い、長男の嫁・史枝(夏川結衣さん)は気を遣いながらも笑顔で対応し、妻の富子(吉行和子さん)もまた周造に気を遣いながら寝室で脱ぎ捨てる服を拾い歩きながら着替えを手伝う日々でした。


ある日周造は、寝室に飾られたバラの花を見て、「その花どうした」と妻の富子に尋ねると、富子の仲間の決まりで、誕生日には仲間同士でプレゼントのやり取りをすると聞かされ、しかもその日は富子の誕生日だったのです。


富子の誕生日をすっかり忘れていた周造は、結婚50周年を目前に控え、たまには妻に誕生日プレゼントでもしてやろうかと思い欲しいものを聞いてみました。


すると富子は机のから中からある物を取りだしてきました。

そのある物とは・・・まさかの離婚届だったのです。

突然の宣告を受け唖然と凍りつく周造を尻目に、何事もなかったように部屋を出ていく妻の富子・・・・


離婚の危機を迎えた熟年夫婦を軸に、ユーモアとペーソスを交えながら家族の絆と騒動を描いていて、ヤマ場になる家族会議のシーンの撮影は5日間にも及んだそうです。


他の主な出演者は、妻夫木聡さん、蒼井優さん、西村雅彦さん、林家正蔵さん、中嶋朋子さんで、実力派俳優が脇を固め上質の喜劇に仕上がっています。

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