プロ野球 注目の2軍監督 名選手VS異例の抜てき広島・水本監督

今年のプロ野球は、現役時代に活躍した名選手が2軍監督に就任しています。

阪神の掛布雅之氏、中日の小笠原道大氏、オリックスの田口壮氏と、そうそうたる顔ぶれがウエスタン・リーグで指揮をとります。


すでに阪神ファンの間では、掛布フィ-バーが沸き起こっていて、限定100着で販売したリメークユニホーム(1975年から78年に着用されたもの)の売上げの半数以上が、掛布2軍監督が現役時代に付けていた背番号31だそうです。3万4560円(税込み)と高額ながら、半日で完売し、あまりの人気ぶりに球団は再販を検討していようです。


掛布雅之阪神2軍監督は、現役時代ミスタータイガースと呼ばれ、本塁打王・3回、打点王・1回、ベストナイン・7回 、ダイヤモンドグラブ賞・6回、オールスターゲームMVP・3回という成績を残したスーパースターで、1982年には、本塁打・打点の2冠王になっています。


小笠原道大中日2軍監督は、日本ハム、巨人、中日で活躍し、通算19年間の現役生活で、通算2120安打・378本塁打で、2006年には本塁打・打点の2冠王、2000~2001年に2年連続で最多安打を記録しており、ゴールデングラブ賞も5度受賞しています。


田口壮オリックス2軍監督は、オリックス、メジャーリーグのカージナルス、フィリーズ、シカゴ・カブス、オリックスと日米で活躍し、2008年にはシドニーオリンピック野球日本代表として出場しました。

2008年にはカージナルスでワールドチャンピオンを経験しています。


ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞5回、オールスターゲーム出場4回で、2005年にはカージナルスで、シーズン得点圏打率1位を記録しています。


この3人と対象的なのが、広島の2軍監督に就任した水本勝己氏です。



1989年にドラフト外で広島に入団した47歳で、1軍出場歴は一度もなく、2軍でもわずか39試合に出場したのみで、僅か2年で現役を引退し、ブルペン捕手として長くチームを支えてきました。2007年にブルペンコーチ補佐に就任しています。


日本球界では極めて異例の抜てきで、選手からの厚い信頼や、厳しさと優しさがあり、人間としての幅も持っている、というのが起用の理由だといいます。


水本勝己広島2軍監督は、「言われた時はビックリしましたよ。ボクにはトラウマがある。選手時代に上でやったこともない人間が、こういうポストに就いていいのか…」と、当の本人が驚きを隠さないようすで話しています。


今年のプロ野球は、巨人の高橋由伸監督、横浜のラミネス監督と話題の人物が就任していますが、2軍監督に注目が集まるのは珍しいことで、今年のウエスタン・リーグの盛り上がりに注目です。

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