シャープ 蚊取り空気清浄機「蚊取空清」は自動で蚊を取る優れもの?

シャープが、蚊を取る機能がついた空気清浄機、プラズマクラスター「蚊取空清(かとりくうせい)」を日本国内で発売すると発表しました。


先行発売しているASEAN諸国では、売れ行きが好調で、これから蚊が多く発生する夏に向かっての販売に期待が持たれています。


蚊取空清は、もともとASEAN諸国向けに開発された製品で、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、シンガポール、などの、蚊を媒体にした病気が多い地域の要望から開発が始まり、6年をかけて製品化に成功しました。


商品化に際してマレーシアの保健省医療研究所で、約1万匹の蚊を使い試作機の実証テストを繰り返し行い、日本での捕獲試験では蚊の種類によって異なりますが、88%~ 98%の捕獲率を記録しています。


プラズマクラスター蚊取空清は、蚊が好む波長360nmの紫外線を発するUVライトを搭載し、近づいてきた蚊を、空気清浄機の吸引力によって吸い込む仕組み。


また、蚊は黒い色を好むことから本体には黒色を採用し、物陰や暗がりやに隠れるため、複数の小窓も設置しています。


蚊による病原体の媒介は世界的に社会問題化していて、アジアだけではなく中南米を中心にジカ熱が流行していることもあり、シャープでは「蚊に困っている地域には、できる限り商品を展開したい」と話しています。


プラズマクラスターはシャープが開発した、プラズマ放電により活性酸素を発生させ、+(プラス)と-(マイナス)のプラズマクラスターイオンを作り、空気中に放出するプラズマクラスター技術で、「プラズマクラスター」という言葉はシャープによる造語で商標登録されています。


シャープは、昨年の11月に、ベトナム・ホーチミン市パスツール研究所と共同で、プラズマクラスター技術が浮遊する「鳥インフルエンザウイルス」の感染力を約47分で99%抑制することを、世界で初めて実証したと発表しています。

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