ショーン川上だけではない! 政治家の消えた経歴詐称疑惑 現役総理&副総理

経営コンサルタントでDJのショーン・マクアドール川上さんの経歴詐称の報道が話題になっていますが、ショーンさんのケースでは「テンプル大学で学位」「ハーバード・ビジネス・スクールでMBA」「パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌに留学」というような、「海外留学体験を学歴のように表示する」ことが問題視されました。


日本人の「海外留学学歴」への憧れと、影響力はかなり強いようで、このような疑惑が現政権のトップにも存在していたことが明らかにされ、政治家の消えた経歴詐称疑惑に注目が集まっています。


安倍晋三首相のかつての公式ホームページには、成蹊大学法学部政治学科卒業後、南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学、その後株式会社神戸製鋼所入社と記載されています。


しかし現在の公式サイトでは、南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学という文言が削除され、成蹊大学卒業後、神戸製鋼所入社に変更されています。


過去の週刊ポストの報道によると、安倍首相が南カリフォルニア大学の政治学科に在籍したことはなく、春期、夏期、秋期にのみ在籍(78年)し、取得したコースの中には政治学は含まれていませんでした。


しかも2年間の留学ではなく、実際には1年間にも満たかったことも判明しています。


これに対して安倍事務所は、「南カリフォルニア大には78年1月から793月まで在籍しており、政治学は履修したが、途中で退学したため、記録が残っていないだけで、留学の実態はあったと考えています」と答えています。


麻生太郎副総理の公式ホームページでは、学習院大学政経学部を卒業後、スタンフォード大学大学院に留学、その後ロンドン大学政治経済学院に留学、帰国後、家業の麻生産業株式会社(現麻生セメント)に入社と記載されていました。


しかし現在の公式サイトでは、学習院大学政経学部卒業後、麻生産業株式会社入社となっており、スタンフォード大学とロンドン大学という海外留学が削除されています。



安倍晋三首相の祖父は東京大学卒業の岸信介元内閣総理大臣、麻生太郎副総理の祖父も東京大学卒業の吉田茂元内閣総理大臣で、共に名門のエリート家系で、周囲からの期待は相当なもので、プロフィールに「留学経験」を記載する必要があったのかもしれません。


しかし、公職選挙法では、選挙広報で「学歴詐称」することは公職選挙法違反になりますが、公式ホームページ等はその対象になりません


記憶に新しいところでは、1996年に衆院選に立候補した野村沙知代(サッチー)さんは、虚偽の経歴を公表したとして、「詐称容疑」で東京地方検察庁に告発されています。

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