エグザイルのコンサートで若者が落雷死亡 この事故は防げなかったのか?

012年8月18日、大阪市の長居公園で「エイ・ネーション2012」のコンサートが予定されていました。


快晴だった大阪の天気は午後から崩れ始め、雷鳴が辺りにとどろき始めました。

この日のライブは、エグザイルや三代目・ジェイ・ソウル・ブラザーズなどが出演する大規模なイベント。


岩永牧子さん(当時22歳)は、北九州市からコンサートを楽しみに大阪にやって来ました。


長居公園に着いた牧子さんは、雨と落雷を避ける為に公園内の木陰に避難し、そこで雷に直撃され、近くの病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。


牧子さんの両親は、コンサートの主催者であるエイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社とキョードー大阪グループであるミューベンツジャパンの責任者を相手取って損害賠償を求めて大阪地方裁判所に訴えを起こしました。


この日は、大阪府全域に雷注意報が出されており、大阪市には大雨注意報・洪水注意報が出され、事故が起きた時刻には大雨洪水警報が出されていました。


訴えられた会社側は「スタジアムの外で起きた事故であり、主催者に責任はない」と主張して、裁判所に訴えを退けるように求めています。


しかし、長居公園近くに住む男性によると、当日はスタジアムの外でもエグザイル関係の様々なイベントが開かれていて、公園全体がエグザイル一色のような感じだった、とふり返っています。


代理人を務める弁護士は、「大規模イベントを企画し、何万人という観衆を集客する主催者には、スタジアム内のみならずスタジアム周辺の観客に対しても安全配慮と、生命、身体を保護する義務がある」と主張しています。


裁判は229日に結審し、判決は516日に大阪地裁で言い渡されます。


確かに天災による不幸な事故ですが、注意報が出ていた以上、落雷は予見できたわけで、亡くなった牧子さんの無念、またご両親の思いを考えると、スタジアムの外で起きた事故だから責任がない、という主催者側の主張は正しいのでしょうか?対応に問題は無かったのでしょうか?


この日のイベントは数万人という一つの都市にも匹敵する観衆を集めており、主催者側の責任を問う裁判の判決が注目されています。

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