アーカイブ2013 ホストクラブ女性客に売春 末期がんの母決死の通報

平成25年11月7日、警視庁高島平署に、か細い女性の声で通報がありました。


東京都板橋区在住の女性で、「娘がホストクラブで売春をさせられています。監禁されているんです」と訴え、末期がんにおかされた女性の決死の通報でした。


女性の娘A子さんは現在20才で17才の頃から、ホストクラブ「池袋ガールズコレクションに通いつめ店に多額の借金を作り、借金返済のために売春を強要されていました。


事態を重視した高島平署は、A子さんは直ちに保護し、事情を聞いたところ、驚愕の事実が判明しました。


25年9月から約2カ月間に、監禁状態で約90人と売春させられ、売り上げの大半を借金のカタとして搾取されていました。


26年2月になって、売春防止法違反容疑で、同ホストクラブの経営者・福島学容疑者(30)ら、事件に関わった計9人を逮捕しました。


このころA子さんは、同ホストクラブの借金が125万円に膨らんでいて、福島容疑者から、「カネが払えないなら、指を詰めろ。それが嫌なら売春して返せ」と店近くの寮に寝泊まりを強要され、福島容疑者の知人の丹生祥一郎容疑者(46)が経営する売春クラブ「シースルー」で、毎日のように男性客に売春させられていました。


10月末までにA子さんが相手をしたのは計68人で、136万円を売り上げましたが、その大半が搾取され、借金の返済に充てられたのはわずか22万円でした。


A子さんは売春させられている間も、ホストクラブでの飲食を強いられていて、10月末のA子さんの借金は、150万円に膨れあがっていました。


福島容疑者は、丹生容疑者に売春の売り上げの一部を取られるのが気に入らなかったため、A子さんを実母の槌野幸枝容疑者(51)のさいたま市の自宅に寝泊まりさせ、出会い系サイトで男性客を募集し売春させていました。


11月8日にA子さんが保護されるまでの約10日間で、1回2万円程度で約20人に売春させ、売り上げの全てを福島、槌野両容疑者が全て受け取っていました。


また、A子さんに住基カードの交付を受けるように指示しており、消費者金融などでさらに借金をさせて、A子さんをがんじがらめにして、売春を続けさせさらに搾取しようとしていたとみられています。


福島容疑者は、他の女性客20人にも未払いの飲食代計530万円を借金として背負わせるなどしており、支払い能力以上に飲食をさせることで売春を強要していた疑いも持たれています。


自分の店で支払い能力以上の借金を作らせ、払えなくなると知人の売春クラブで売春を強要、売春クラブに手数料を払うのがイヤになると、今度は実母と共謀して出会い系サイトで売春強要という驚愕の事実に、風俗関連の捜査に長年携わる警視庁幹部さえ「人間の仕業とは思えない」とコメントしています。

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